かつて、英会話教材で頻繁に広告を打っていて、1970年代は知られていたように覚えている。
そのころの広告のひとつに、「Linguaphoneは辞書にも載りました」というのがあった。
村上春樹の「1973年のピンボール」でも、
新聞の地方版に毎週掲載される不用品売買コーナーで、ベビー・サークルやリンガフォンや(後略)
として、一般的なものであったことが分かる。
もちろん、当時の録音媒体はコンパクトカセットであっただろう。
最近はとんと聞かなくなった。近場の20歳台に聞いても「知らない」という。
普通に仮名漢字変換をしても「りんがフォン」としか変換しないので、MS辞書からも見捨てられているようだ。
ともあれ、
リンガフォンのCAN(Contemporary American English Ninety Days)
と
リンガフォンのCLUB(こちらはなんの短縮かは不明)
のCDである。