喋るときに気を付けたい

あるスポーツ選手は、そのインタヴュー時に、「本当に、云々」「本当に、云々」を連発していた。
その方がおっしゃるのだから、だれも嘘を言っているはずがないのだが、やや興奮した状況下では、間投詞のように使われるようだ。
「本当に、本当に」を連呼すると、語彙不足の人かと誤解されるので、注意が必要だ。
 
もうひとつ、会見等で表明者が、「○○したい。と、思います」と云う。
なぜ、「○○します」と言い切らないのか。
言い切ることは、直裁的な表現なので、柔らかくしたいという日本語的な配慮かもしれない。
一方、本人はそのように思うのであって、「実際にそうするかどうかは、わかりません・・・」 これは、責任逃れに通じる。
緩衝的な表現を狙っているかもしれないが、個人的には好まない。