ミヤコ・ヒッツ&ポップス

1960年代に大阪のラジオ局から毎週日曜日午前中に、
心斎橋「ミヤコ楽器」提供の「ミヤコ・ヒッツ&ポップス」という番組があった。
DJが誰だったか、確か「マリア・リグレスティ」さんとおっしゃるお方だった。
30分番組内で、米国キャッシュボックスのトップ10を忙しく紹介する内容だった。
スポンサーのことを「音楽のミヤコ」と連呼していた。
通常は、やや一方的にランキングと曲のさわりを聞かせて終始していたが、
あるとき、リスナーから当該番組にハガキが来ていたようで、
その回は、いつもややハイテンションの彼女が大変喜んだノリで飛ばしたことがあった。
ラジオ放送は、一方通行の性格をもつものだが、なんらかの反応というか、評価を得られるということは、
そんなに嬉しいものであるのか・・・と思ったことを覚えている。