Hopes, love and dreams in New York

MDディスクが、一枚、引き出しの奥からたまたま出てきた。
ラベルが貼られていないので、何が録音されていないか分からない。
手許のMDデッキで再生した。
吃驚。
大杉正明先生1997年度の英会話のスキットが録音されていたのだ。
当期のNHKラジオ英会話は、月が進むごとにテキスト売り上げが上がった、という伝説の内容であった。
ニューヨークにあるサモーヴァというロシア料理店の歴史好きの頑固親父ベイジル、妻のナオコ、息子のマイク、友達のアフア、密かにナオコに好意を寄せるサム、皮肉屋のヘンリ、性格が捻じ曲がった振付師のウォーターズ等々。
次の月のテキストが待ち遠しくなるような、通常の英会話教材のレベルを超えた内容で、そのことは新聞にも取り上げられたように覚えている。
その頃は、番組を録音したコンパクトカセットが毎月販売されていた、と思う。
毎月購入し、一年分の12本をオークションで売ったら、思わぬ高値がついたように覚えている。
そのミニディスクの録音状態は大変良好であった。何時手許に来たのか全く覚えていない。
残念なのは、一家離散に危機でロシア料理店が空っぽになったところまでしか録音されていないこと。
記憶では、最終月で一転ハッピーエンドになったと思うので、何とかしてみたい。
Hopes, love and dreams in New York