シチズンの電波掛時計のAC運用化


シチズンの電波掛時計である。
電源は、単三電池が6本。
本体には、3Vが供給されている。
3Vは、3本並列接続+3本並列接続で生成されている。
電波時計ユニットの消費電力を賄うための並列接続であろうが、これは得策ではない。
電池を常時並列接続して使用することは、個体差で最弱の電池にストレスが加わる。
その結果として、液漏れが発生することにつながる。
本機も、電池ホルダ内の電極が腐食していた。
これは、常時ACオペレートに改造するよい契機であるとみて改造した。
左上:元の状態電極腐食により、リード線の電極接続部が腐食切断している
右上:手持ちのDC電源ジャックがちょうど電池ホルダ蓋開口部に嵌った
左下:L型DCプラグを差し込む
右下:クロック本体から尻尾が生えた
電池消耗を気にせず使用できるようになった。
この機種は、強いて電池オペレートとしたいのであれば、筐体設計時から、単二電池使用を前提とすべきであったと思う。