新タイヤでは、燃費が悪く出る

2014.10/17にタイヤ交換した。
転がり抵抗係数:AAの製品にした。
交換時ガソリンは、3/4程度のタンク残量であった。
その後、11/2に最初の給油を迎えた。満タン法で、13.1km/Lであった。
こちらとしては、省エネタイヤなので、ある程度は数字が改善されるかと思っていたが、旧タイヤの期間が1/4あったので、次回は!・・・と思う気持ちで大いに期待していた。
が、
最近あることに気付いた。
車上のトリップメータを利用する満タン法では、タイヤ交換前後の数値に対しては逆効果になるのではないか?・・・ということ。
 
旧タイヤと新品タイヤを比較するとトレッドの有無を主要因とする外周差がある。
トレッドが5mm摩耗していたら、円の外周を求める公式は2πrなので、
数値を入れると、約3cm程度の外周差が発生する。
一方、車上での距離測定は、タイヤが一周カウント情報でなされ、それはスピードメータと連動している。
このカウント情報には、タイヤの外周の数値変化は考慮されていない・・・ということ。
結果的に、旧タイヤは新品タイヤよりも(実際は走っていないのに)見かけ上、どんどん走る:満タン法での燃費計算は走れば走るほど向上する結果になる。
実際には新品タイヤは、車上での数値以上に多くの距離を実走行するが、表層的には逆方向に現れる。
 
ここまで思い至って、やや愕然とした。
それじゃ次回燃料給油までタイヤインプレッションを待つ意味ないじゃん。
ということで、省燃費タイヤが燃費に及ぼす影響を数値で示すことは、簡単にはできないという結果になった。
 
遅ればせながら、タイヤ交換後の走行体感を述べると、売りの転がり抵抗低下は感じる。
具体的には、クリープ程度の速度域の走行において、以前と比してどんどん前に出ることは確かだ。
また、4号線バイパスのある区間に設定されている走行ノイズが大きい区間で、以前と比して低騒音化された感覚がある。
ステアリングの舵切感の好ましい方向への変化(具体的に叙述する言語能力を保持しない)
一皮むけたらまた違った印象となるかも知れない。