ハンダ付けは、エレクトロニクス作業時に必須である。
ハンダが最重要なのはもちろん最低限、ハンダごてがないとおはなしにならない。
ハンダが溶けるには最低200℃程度の温度が必要なので、素手でコテ先に触れるとやけどする。コテを掴むのはもちろん問題外である。
長男は、見よう見まねでハンダ付け作業ができるようだ。
次男は、ハンダ付けはしないようだ。
なにかの会話をしているときに、その理由を、
「ハンダ付け作業をしているところに寄っていったら、『あっちっちで、危ないよ』と言われたことがある」
と、ぽろり、と言った。
ああ、これはすまなかった。
君のかわいい指がやけどするかも・・・って一瞬考えたんだ。それは見たくなかったんだよ。
しかし、言われたほうは父親から拒絶された・・・と思ったんだね。
その、何気ない一言が・・・
いまはもう帰らない時間を経てしまったが、とうちゃんのことをゆるしておくれ。
