ある挨拶の文案

ある挨拶の文案
只今ご照会頂きました新郎の父でございます。
本日は、生憎の空模様となりました。
当会場は、かなり以前から予約確定しておりまして、昨年末に入手しました今年の手帳の今週ページにポストイットを挟んでおりました。
1月から見ますと、10月の第三週は遥か遠くに見えましたが、時間は矢の如し、ついに本日が参りました。
で、当日はこの状況でございまして、まさしく台風並みのかなり強力な、「雨男」または「雨女」がいらっしゃるのではないか、と思っているところでございます。
さきほどから、ご来賓の、「F様」「K様」「U様」から、心温まるお言葉を頂戴しました。両家を代表しまして、御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、伝え聞くところによりますと、自動車業界では、「若者のクルマ離れ」「EV化」「自動運転」とパラダイムシフトを引き起こすような流れが来るも知れない、と言われております。
しかし、クルマにおいてはボディ設計は、クルマがある限り必須の職種であり、S社も今後も安泰である、とわたくしは確信しております。
新郎に於かれましてはその一員として、また新婦に於かれましてはヒポクラテスの末裔として、会社ひいては社会に貢献することを深く望んでおります。
最後になりましたが、本日ご来場の皆様、会場運営を頂きました○○の皆様、並びに司会のHさんに感謝の言葉を申し上げまして、挨拶にかえさせて頂きたいと存じます。
本日は、まことにありがとうございました。