映画「愛と哀しみのボレロ」

WOWOWで番組表に入っているのを見つけたので録画。
1981年の封切り時に神戸三宮の映画館で当時付き合っていた彼女と観た。
何しろ3時間を超える長い映画で、しかも作中の親子を同じ俳優が一人二役で演技していて、最後の方はシーンが切り替わるごとに両方でてきたものだから、分からなくなってしまった思い出がある。
その後、VHSテープ時代に一度録画して見たことがあるが、解像度が良くなくてイマイチだった。
今回は、高解像度かつ事前情報を仕入れていたので、内容がよく分かった。
特に見返しして、よく興味深かったところは、・・・
「人気を集めるキャバレのバイオリニスト:アンヌは、シモンと結婚したが、ユダヤ人であったため収容所送りとなる列車の停車中に、赤ん坊だけは助けたいと、ある駅で赤ん坊を置いた。」
今回のその駅を確認することができた。
Igney-Avricourt:イニェ・アヴリクール
フランス国東部の田舎の駅。
フランス語版のウィキペディアでは、当該駅の項に本映画に出ていることが書かれている。
時代考証的に良く描写されており、また最後のシャイヨー宮及びトロカデヨ広場の現地撮りには、大変感銘を受けた。