ロビンソン・クルーソーを探して

著:高橋大輔
新潮社(1999年1月30日)
ロビンソン・クルーソー』(Robinson Crusoe)は、イギリスの小説家ダニエル・デフォーの小説。
この小説のモデル:アレキサンダー・セルカークが暮らしたマス・ア・ティエラ島(現:ロビンソン・クルーソー島)に実際に渡ってセルカークの暮らしを探求したのが、著者。
小説を読んだ後、モデルであるセルカークに興味を持ち、英国に出向き調査し、島で裏付け探検をした。
島自体は、その後の入植者が西欧の動植物を帰化させ固有種が危機に瀕するという、現代的な危機にもある。
初版後、著者は継続的に調査した結果、更に詳しくセルカークの生活を発表している。

なぜ、セルカークが島に渡ったのかというと、航海船上の勢力争いに敗れて強制的に下されてしまったからである。
その航海船団を組織したのは、あの「最新世界周航記」を著したウィリアム・ダンピアである。
ダンピアは、彼の本が有名になったおかげで2艘の私掠船(公認海賊船)船団を指揮することとなったが、残念ながら責任者の資質に欠けていたことから、配下の船員間の争いが起きてしまった結果、セルカークが追われたのである。
ロビンソン漂流記に影響されて「ガリバー旅行記」も執筆された。“ヤフー”なる言葉は、その中に出てくるジョナサン・スウィフトの造語である。
ガリバー旅行記」なかりせば、「Yahho!」サイトも存在しなかったことになる。
今に連なる一連の出来事の大本は、「ダンピア」の存在、ということになる。
本書では、ダンピアのことはさらりと触れられているだけだが、非常に興味深かった。

国立歴史民俗博物館

f:id:fourvalley:20191225173100j:plain

ひょんなことから国立歴史民俗博国立物館で開催中の
「ハワイ 日本人移民の150年と憧れの島のなりたち」
の招待券を頂いたので、出向いた。
前回は、確か1992年だったので、27年ぶりということになる。

f:id:fourvalley:20191225173130j:plain

ハワイ関連で昼食は「ロコモコ丼」1,230円

f:id:fourvalley:20191225173159j:plain

特別展の展示内容について、
オアフ島の地図内に、特別展内で紹介されていた「ホノウリウリ日系人強制収容所」の場所が無いので、係員に場所は何処かを聞いたら、知らなかった。
10月29日から12月26日迄の特別展示期間中、誰も質問しなかったようだ。
調べます・・・と言ったが、開催期間は次の日までなので意味は無い。
展示内容に当事者意識が無い証拠だ。
(こちらは、以前そのことが新聞に出ていたので調べて、実は、概略場所を知っていたのだが・・・)

通常展示は、流石に見応えがあった。

f:id:fourvalley:20191225173407j:plain

帰途、志津霊園跡地道路を無事通過。

スマート電球「Hue」

f:id:fourvalley:20191224065846j:plain

アマゾンで、
PhilipsのHue LEDランプを購入。
2,110円
だが、あるものと同時購入で、実質無料。(一種の抱き合わせ販売か?)
普通に使用すれば、806ルーメンの10W電球色仕様だが、
iPOD/iPAD - スマートハブ(Google Home) - Philips Hue
のような構成で、遠隔操作ができるらしい。
現在のところ、「スマートハブ」相当の「Google Home機能」が未導入なので、単純なON/OFF機能しかない。
Google Home機能」のナニガシは、来年になるので、それまでは持ち状態。

レーザカラープリンタ

2016年12月に、ブラザーのカラーレーザプリンタHL-3170CDWを1万5千円程で購入している。
年一回年末にやおら電源投入し印刷するだけだが、何ら問題なく正常に印刷可能である。
もしインクジェットプリンタだったら構造上必然のインク詰まり問題にかなりの確率で遭遇しているであろう。
・年賀状はカラー印刷で出したい
・ローカル印刷で出したい。
・手間なく出したい
と言う向きは、レーザ方式がお勧め。

坂東市立資料館

f:id:fourvalley:20191222050237j:plain

別名:坂東郷土館ミューズ
何故変な“別名”を付与するか疑問が残るが、近隣の博物館巡りの一環で茨城県に。
小ぢんまりした郷土歴史展示施設で、すぐに見終わる。
坂東・猿島近隣の方々には、土地勘があるので、過去の歴史的展開・出来事はなじみ深いだろうが、外来者にとって、
・鵠戸沼(くぐいどぬま)の干拓
・昭和44年台風9号時の竜巻
は、現在の坂東市のどのあたりで起きた出来事か、さっぱり分からない・・・
展示内容だった。