映画の表現の不正確性

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の最終編「王の帰還」で、ゴラムは、溶岩に落ちて死ぬ。
映画「ターミネーター・2」で、T-2は、溶鉄に自ら入り死ぬ。
溶岩と溶鉄に対する生物(とりあえずT-2も)の比重の比率を考慮すると、両方とも正しくない。
通常溶岩の比重は、2.5前後。鉄は、7.9ある。
擬人化生物の比重は、1程度であろう。
このため、ゴラムが溶岩内に溶けることは、不自然だし、
シュワちゃん扮するT-2がするする溶鉄内に入ることはできない、のである。
映画監督は、映画表現上から、そのような表現をしたのだろうが、観客は溶岩と溶鉄の比重・粘度をお湯程度にしか考えないように、誤解するだろう。
昨日、「ロード・オブ・ザ・リング」「二つの塔」をBSでやっていたが、あまりに長くて、寝てしまった・・・