テレビ映画「レオナルド・ダ・ビンチ」

映画独自表現といえば、1972年イタリア/フランス/スペイン共同製作の、これであろう。
監督: レナート・カステラーニ Renato Castellani :斬新
出演: フィリップ・ルロワ Philippe Leroy :好演
オッタヴィア・ピッコロ Ottavia Piccolo :清楚
ジャンピエロ・アルベルティーニ :ロドビコ・イル・モロを怪演
イタリアが生んだ天才の一生を5話に分けて作られたドキュメンタリー風テレビドラマなのだが、再現ドラマ中に、突然、現代のイタリアンスーツを着込んだ解説者(ジュリオ・ボゼッティ)が出てきて喋り出すという斬新な演出であった。
これを追体験したいという思いが募って、小生・学生時代にヨーロッパに行ったくらいである。
再現ドラマ中に現代風俗を入れ込む手法は、トワイライトゾーンシリーズか何かのオムニバス映画でアラモ(?)砦全滅の戦いと観光客の交錯、の場面でも用いられていた。