いつ何時地震がきてもおかしくはない

貞観津波が西暦869年7月13日に発生し東北地方を襲った話は、4月2日に記した。
1,142年ぶりになる。
生きている間にこのような災害を目の当たりにするとは、全く、思わなかった。
が、現代の普通人の生存年数と比較して単純に確率を計算してみると、
約7パーセント程度になる。
となると、これまた普通の人生において、百パーセント全く安全に生活ができるようなことは、幻想であることも、理解できる。
ちなみに、原子力発電所の寿命を60年としたら、約5パーセント強になる。この確率では、今回のような地震津波を考慮すべきと思うことは間違っていますか。そうですか。
 
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍(いらか)を争へる、高き、いやしき、人の住ひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ねれば、昔ありし家は稀(まれ)なり。
 
東海地震予測については、1978年からかれこれ30年間以上、その発生が取り沙汰されている。
最新の地震1854年安政元年)の安政東海地震である。(ウィキペディアから引用)
それからはたったの、157年しか経過していない。
一方、阪神淡路大震災のように、全く無印の直下断層が動くこともあった。
結論は、日本にいるかぎり、いつ・どこで、地震に遭遇しても、おかしくない・・・ということになる。