VR-150

さて、7/16に購入した広帯域受信機VR-150であるが、tk-150というメモリ制御プログラムがあるのを発見。
接続インターフェースは、2005.7/2に製作したものが流用できて、好都合。
表計算ソフトで、受信周波数を編集した後、本体に流し込んだ。
tk-150をつかうコツは、ソフト立ち上げ直後に操作し、即本体と通信することが肝要と気づいた。
下記は、VR-150の簡易備忘録である。
 
○各ボタンの基本的な機能
[FUNC]:PTTボタンの位置にあるファンクションキー
[MONI]:一時的にスケルチ・オフする[FUNC]+[MONI]でダイヤルロック
[PWR]:電源スイッチ2秒以上の長押しで、電源ON/OFFのトグル動作
[BND▲、PSET▼]:受信バンド切替[FUNC]を同時押しで、逆方向切替
[V/M、DW,MW]:VFOモード(周波数表示)とメモリモード(メモリ名称)の切替
[SCAN、SSCH,SET]:スキャン開始
目[CH.CNT,MODE]:電波型式変更
 
○スキャン
・ 任意範囲内スキャン
(1)VFOモードにする
(2)VFOに下限周波数を設定
(3)[FUNC]+[SCAN](長押し)
(4)VFOに上限周波数を設定
(5)[FUNC]+[SCAN](長押し)
(6)スケルチを閉じる
(7)[SCAN]→スキャン開始
(8)[V/M]でスキャン停止
 
・サーチバンドメモリ書き込み
(1)上記の手順でスキャンを開始
(2)[FUNC]+[SCAN](長押し)
(3)[FUNC]を押しながらDIALつまみで、書き込みサーチバンドメモリを呼出
(4)[FUNC]+[SCAN](長押し)
※サーチバンドメモリのL00〜L07の8組L--は、任意範囲内スキャン周波数が書き込まれる
 
・サーチバンドメモリスキャン
(1)スケルチを閉じる
(2)[SCAN]→スキャン開始
(3)[FUNC]を押しながらDIALつまみで、希望するサーチバンドメモリを呼出
(4)[V/M]でスキャン停止
 
・メモリチャンネルスキャン(PMS)
(指定したメモリチャンネルのみをスキャンする)
(1)メモリモードにする
(2)DIALつまみで、スキャンしたいメモリチャンネルを呼び出す
(3)[SCAN]長押し→LCDに"PS"を表示される
(4)(2)〜(3)を繰り返し、更にスキャンしたいメモリチャンネルを指定
(5)[SCAN]
(6)[SCAN]長押し
(7)[V/M]でスキャン停止
 
・スキップ周波数設定
(1)VFOモードにする
(2)VFOにスキップ周波数を設定する
(3)[FUNC]+[V/M]→"WRITE"を表示され、空白最小のスキップメモリチャンネル番号を表示
(4)必要時、DIALつまみで、希望するスキップメモリチャンネル番号を選択
(5)[FUNC]+[V/M]
(6)[V/M]→VFOモードに戻る
※スキップメモリチャンネルは00〜99の100組
 
・スキャン中のスキップ周波数設定
(1)スキャンを開始する
(2)スキップすべき周波数で停止時、[FUNC]+[V/M]→"WRITE"を表示し、空白最小のスキップメモリチャンネル番号を表示
(3)必要時、DIALつまみで、希望するスキップメモリチャンネル番号を選択
(4)[FUNC]+[V/M]
(5)[V/M]→VFOモードに戻る
 
・スキャン再開条件
 スキャン中に[SCAN]を押すごとに、再開条件を変更可能
(1)白ヌキ"B"位置、無表示:信号消失N秒間信号を受信した後、スキャン再開
(2)白ヌキ"B"点灯:信号消失まで受信継続し、2秒後再開
(3)白ヌキ"B"点滅:信号消失後もスキャンを再開せず、DIALつまみでスキャン再開
 
○セットモードに入る方法
(1)VFOモードにする
(2)[FUNC]+[SCAN]
(3)DIALつまみで、セットモード番号を選択
(4)[FUNC]を押すと、現在の設定が表示
(5)[FUNC]を押しながらDIALつまみで、設定値を選択
(6)[FUNC]+[SCAN]
 
セットモードの項目一覧
00 STEP:周波数ステップの設定(AUTO時、周波数に合わせて最適の値を選択)
01 F STEP:[FUNC]を押下しながらDIALつまみで、周波数ステップ変更
02 LAMPLCD照明の設定
03 SAVE:バッテリセーブの設定(休止時間を設定)
04 TIMER:設定した時間が経過すると自動的に電源OFFにする機能
05 PAUSE:スキャン中、信号が入感した際の受信時間
06 BEEP:キー操作音の設定
07 VOLT:[FUNC]を押しながらDIALつまみで、電池電圧を表示
08 SM SEN:Sメータの感度の設定(FMのみ有効)
09 SM BUZ:Sメータブザーの設定
10 GROUP:プリセットメモリの内容選択
11 SEARCH:サーチ動作の切り替え(サーチバンドメモリ利用時、"LIMIT")
12 SCHMEM:サーチバンドメモリの設定周波数を確認
13 FLEX S:ステップを変更時、電波型式に合致した周波数に補正するか否かを設定
14 AM ANT:中波放送受信時のアンテナ選択
15 FM ANT:FM放送受信時のアンテナ選択
16 T SQL:トーンスケルチの動作選択
17 TONE:トーン周波数の選択
18 TRAIN:鉄道無線空線スケルチON/OFF
19 TR FRQ:鉄道無線チャンネル選択
20 GAME:ゲームモードの選択
21 MEMORY:VFOメモリモードとスキップメモリモードの切替
22 SCAN:メモリスキャンの動作設定("ALL"時は全メモリ、"BANK"時はメモリバンク内のメモリチャンネル)
23 B LINK:メモリバンクスキャン時、複数メモリバンクを指定
24 BANKCL:メモリバンク内の周波数を一括消去選択後、[FUNC]+[V/M]で消去
25 SKIPCL:スキップメモリの一括消去
26 DW/PW:デュアルレシーブ/プライオリティワッチの切替
27 S SCH:スマートサーチの動作選択
28 CH CNT:チャンネルカウンターサーチ幅の選択
29 OTM:ワンタッチメモリモードの動作選択