エッジが無いSP


今から23年前の製品に装着されていたSPユニットである。
そのころのエッジはポリウレタン製のものが多く、それらは10年程度経過すると加水分解してボロボロになる。
当時は、経時で劣化することはさほど知られていなかった。
スピーカエッジの他に、交換レンズの外部塗装材料にも採用されていた。
もちろんその外装はベトベトになり、大量に打ち捨てられたことはいうまでも無い。
話が逸れたが、写真のユニットを収納する製品はGマークの選定されたほどの銘器であるもので、再生のためにボロボロ・ベトベトをアルコールで除去
・清掃した様子。
ゆっくりと、エッジ再生に取り掛かろう。