山梨のワイン

1982年、ダンスパーティで知り合った女性の家族旅行に誘われて付いて行った。
クルマで、軽井沢から山梨方面を回る一泊旅行だった。
その旅行の前に練馬区にあった彼女の自宅にお邪魔したこともあって、先方は「なにか」期するところがあったと思う。
山梨といえば、ブドウで、葡萄といえばワイン・・・ということで、帰途、自家ワイン醸造所販売所のようなところに寄った。
当時はあまりやかましくなく、適当に試飲をして、自家用の土産に一升瓶ワインを贖った。
で、千葉の公団アパートに帰ってそれを開けて飲んだ・・・ら・・・
不味かった。
土産物:一見さん・・・不良品処分で後腐れなしと販売者は思ったのだろう・・・
悔しかったので、我慢して全部一応は飲んだが、
まるで、そのお付き合いの先途を象徴するような出来であった。
以来、(ワイン自体は好むが)山梨のワインにはトラウマができあがり、その後二度と飲んだことはない。