人感センサ

防犯カメラは、のべつ幕無しに録画しても意味がない。
何らかのトリガで録画が開始する機能が必要。
「F6006 YCC365」には、
・映像内に変化が生じた時:動体検知
・音声入力が生じたとき:音声検知
の二通りの選択が可能
「動体検知」は、カメラ撮影範囲内で移動するモノが検知された場合、常時録画バッファのトリガ発生時刻の手前時点から録画を行う機能。
風でチラチラする植物とかスダレのハタメキの類ではトリガせず、ヒトが敷地内に入ると起動するレベル。
本機は、ほとんど正常に機能するが、大物:クルマの出入り、は(何故か)取り逃がしてしまうことがあるので、期待外れ。
また、夜間降雨時、雨垂れがレンズ前を通過するときに、赤外線を反射して、“動体!”と盛大に誤検知してしまう。

「音声検知」は、本体後部のマイクロフォンの小穴が風で吹かれて発生する雑音が多発。
小音時、デジタル音声変換独特の歪音声が鬱陶しい。
また音声レベル調整不可なので、実用不可のレベル。
小穴に子虫が侵入することを防ぐため、テープで塞いだ。

以上、このレベルの“防犯カメラ”の検知センサの達成度は低い。
この点は今後AI導入によりノイズ除去の対象となることを期待したい。