その昔、オシロスコープの老舗の米国Tektronix社が日本では、ソニー・テクトロニクスという合弁会社を興して日本で商売していた。
豪華なカタログを製作していて、学生なんぞにもほいほい送ってくれた。
その中に、大変興味ある記載部があった。
「テクトロのオシロは保守時に水で洗います。」
というもので、機器内部に水を掛けている写真も掲載されていた。
それを見て、うーむアメさんのやることはすごい、と思っていた。
その後、数年してから電子機器は水で洗うと直るというおじさんの紹介をテレビでやっていた。
テクトロは製造時から水洗されることを考慮して製作されているのだろうが、一般民生機器を水で洗うことはご法度であろうと思っていた。
すると、最近
http://portal.nifty.com/2006/04/26/b/
というものがあるのを見つけた。
乾燥中にメモリを盗難されるなどの難事にも耐え、いちおうWindows98が立ち上がったようであるが、その程度のPC仕様なら、埋め草記事程度の捕らえ方をすべきである。
言い換えると、それは一種人心を惑わすもので、乾燥が十分でないときには基板上に残留した水分が電解・腐食し思わぬ結果を引き起こすことになりかねないので、ご自分の大事なPC等には決して軽々しく施してはならない、ということだ。
