ビデオデッキ故障モード

2006.06/22に記載した、ビデオデッキで「空転が発生し、本体側が異常事態発生と誤解することにより故障発生と判断される」のは、ゴムベルト劣化だけではない。
キャプスタン軸とプーリ間の空転により同様の事象が発生することがある。
特にプーリ材質がプラスチック系材質の場合、経年劣化でそうなる確率が高い。
もし空転が発生すると、プーリ駆動に見合った回転センサのフィードバックが無く、機器内蔵マイコンがエマージェンシーモードに遷移させ、結果的に自分自身の電源を落とす動作を行うのだ。
この場合、これらの間を接着剤で処方するだけで解決するのだ。
たったこれだけで修理が終わる、こともある。