差別的な名称

朝日新聞の夕刊に、日本魚類学会が、差別的な名前を含む名前の改名を決め(後略)、たと出ていた。
ウェブサイト、
http://www.fish-isj.jp/info/j070201.html
では、
日本魚類学会では、「・・・・・・・・」の9つの差別的語を含む魚類の標準和名について議論を重ねてきました。その結果、1綱2目・亜目5科・亜科11属32種を含む51タクサ(分類単位)の標準和名を改名すべきであるとの結論に達しました(後略)とあった。
ところで、2007.1/4紹介の本、「祖先の物語 ドーキンスの生命史」では、生物進化理解上において重要な概念である「ネオテニー」の詳細説明で、関連する内容が記載されていた。
参考までにウィキペディアでは、下記、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%86%E3%83%8B%E3%83%BC
そこには、
>よく知られたものとしてはアホロートルという、(ウーパールーパー)が挙げられる。
とある。
アホロートル」?「アホ」で「ロートル」?。実に刺激的な名前ではないか。
実は・・・下記サイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB
を見ると、「アホロートル」は、"Axolotl"なので、「標準和名」では無い!ことが分かる。
これは、英語、なので・・・改名はできない。
まるで、イタリア語で「勝男!」と叫ぶことと同じようなものなのである。