朝日新聞4月3日p25「科学の扉」に掲載された地質年代図である。
6600万年前に白亜紀が終わった・・・とある。
これは、K-T境界として、恐竜を代表とする大型爬虫類やアンモナイトが絶滅したことで有名である。
これの年代は最近まで、6500万年前としいていた例が多く、例えば、
地球の絶滅史 その3
http://park.looktour.net/national-park-info/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%89%B5%E4%B8%96%E7%89%A9%E8%AA%9E/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E7%B5%B6%E6%BB%85%E5%8F%B2-%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92/
では、6500万年前、となっている。
最新のウィキペディア「K-T境界」の記述では、第一行では、
「約6550万年前[1]の中生代と新生代の境目に相当する。」
とあるが、中ほどで、
「地球惑星科学を専門とするポール・レニー(英語版)教授らが2015年10月に発表した研究成果によれば、精密な年代測定方法によって衝突時期が約6604万年前(誤差は前後3万年)だったと特定された[46]という。」
となっている。
最新の知見では、当初認識されていた時期から約100万年動いたことになる。
いずれにしろ、直径約10kmの天体がユカタン半島に衝突したその日その時以降、地球の歴史が大幅に変わったこととなる。
それがなければ、哺乳類の台頭は無く、現代社会もなかった。
ウィキペディアでは、
「特に規模の大きな5回の絶滅イベントをまとめて、ビッグファイブと呼ぶことがある。」
とある。
ビッグシックスが来れば、未来の文明(もしあれば)から
「人新世」
と呼ばれる・・・という風に読んだ。