*****効果

たまにであるが、小生の体内を流れる血液(の赤血球)を見ることができる時がある。
夜中に小用のため起き出して、下向きに便器に向かっているときにその状況が発生する時があるのだ。
視野の中で、多くの円盤状の物質が忙しく流れていくのが、外部の状況と重なって見えてしまう、のである。
まぶたをぱちぱちすると、その見えていたモノは、消え去り、現実の光景のみに戻り、もう見えない。
もちろん、日常生活中では見ることはない。
かなり以前から、そのことを認識していたが、あまり気にすることはなかった。
あるとき、NHK-TVの「ためしてガッテン」を何気なく見ていて、合点がいった。
画面中には、顕微鏡下での体内の毛細血管内の血流の様子が動画映像で流れていたのだ。それ(内部がややへこんだ赤血球が、ぞろぞろ血管内を移動するその様)は、まったくそのときの見え方そのままであった。

眼球内網膜に存在する毛細血管の存在が直接視神経を刺激して、そのような見え方をするのではないか・・・と個人的に考えている。
普段は、外界から入射する光線の刺激効果影響が大きくて、ほとんどノイズレベルのような毛細血管血流はマスクされている。
夜就寝時は、眼球も休んでいるため、検出レベルがより鋭敏になった結果、そのような事象を体験することになるのであろう。
おそらく専門的には、「○○効果」または「○○現象」と名づけられているのであろう。
どなたか、ご教示願えないだろうか?