全国の折込チラシが見られる

ふと、Yahoo! Japanポータルから、全国の折込チラシが見られるサービスが始まったのを知った。
http://chirashi.yahoo.co.jp/
3月27日から開始されていたらしい。
これは、面白い。
大手チェーン店系列からの提供コンテンツを収集して、閲覧できるようにしているのだが、
地域ごとに生鮮食料品の品揃えが微妙に変化していて、見飽きない。
チラシ価格を見て全国のおかあさん方が今晩のおかずを考える姿がほのかにすけて見える。
また、全国各所で販売価格を揃える努力をされている関係者の不断の目に見えぬ努力にも頭が下がる。
これを考えた方、えらい。よくぞ、実現してくれた。
全国の生活日常品の生きた価格動向を追う上での基礎データとか、
どこの地方が物価が安く住みやすいかとか、
逆にどこらあたりが住みにくい傾向があるかとか、
ローカル情報が全世界に公開される点は素晴らしい。
もっと広げて、
・日本全国の地方新聞店が当日配達する全チラシ情報
・世界の国々のチラシ情報
が相互に見られるようになると、更に生活レベルでの相互理解が進むと思う。
世界の各地方のローカルチラシが見たい。
 
現状では、コンテンツはグラフィック情報なので、商品と価格情報の効率的な取得は非現実的である。
しかし、対抗手段は着々と開発されている。
スパム対策でグラフィック化してあるメールアドレス(収集ロボットはテキスト抽出化不能)をよく見かけるが、パターン認識手法を駆使してアドレス情報に抽出・変換することが画策されているようだ。
http://www.technobahn.com/news/2008/200804071431.html
これを(良い方向に)応用すると、全世界的な生活物価DBが完成する可能性がある。