警察無線

今はダメだが、昔は聞けた。
VHFのFMで、聞けた。
150M帯(2mバンド)業務用移動機をジャンクで入手し、RX部のみ取り出して水晶(147.32MHz)を特注し、学生時代常時聞いていた時期がある。
犯罪を取り締まる警察官の"大変さ"が実感できた。
以前も似たようなこと(航空無線が機内でモニタできる)を2005.3/28に記している。
通話を公開してもなにもやましい事はない。という精神、と思う。
同様に米国では、警察無線をモニタしている市民からの情報提供を期待するということか、数多くの州でウェブサイト上にその音声を公開している。
http://www.police-scanner.info/live-police-scanners.htm
一方、日本では、依らしむべし知らせるべからず、で公共の福祉の増進(?)を合言葉にしてか、公共の財産である電波を通じて行われる公権力の行使の実態を、一般市民が即座に知ることは、できない。
警察力は、主権をもつ国民がその力を専門の部署に委託(税金を支払い)して、行われているものであるから、納税者としては、その行動についてを傍受し監督することは何ら問題がないと思う。
但し、すべてを公開せよと言っているのではない。交通取締り関係の波で十分である。
警官の側も、「聞かれている」という意識があれば、公僕としての所作向上に繋がると思うのだが、無理か・・・