FAX電話機のナゾ

かつて、電電公社が分割民営化されて、家庭内の電話機も自由化された。
その後、各メーカは、FAX電話機を盛んに売り込んだが、価格がその当時は十万円ほどしていたような記憶があり、即時に広がらなかった。
FAXは相互に持っていないと意味がなかったから悪循環の時代があった。
やがて、じわじわと保有率が上がった結果、家庭内にFAX電話機は珍しくなくなった。
当然我が家にもそのようなものが、ある。
現在では、PC端末の一環として「複合機」と称する、プリンタ・スキャナ・FAX一体型筐体も存在する。
複合機は、それぞれの仕様に自由度がないことから、好まない。
いまあらまほしきものは、(無線)LAN端子が装備されているもののスキャナ・プリンタがないFAX電話機、である。
・FAXの受信データは電話機からLANでPC内に転送され、PCからスタンドアロン・プリンタで印刷される。
・PCで作成されたコンテンツは、PCからLANで電話機に転送され、そこからFAX送信される。
そのような製品をこのところ探している。
FAXで受信したデータをSDメモリカードに保存可能なものは、VE-GP62DやJD-7C1がある。
なぜ、LAN対応のものがないのだろうか?