ヘッドフォンの高域音場特性を判定


ビートルズのアルバム「サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の最後の付録曲(?)
「サージャント・ペパー・インナー・グルーヴ」
は、突然キーンという音が入った後、意味不明の言葉が続き、終わる。
かつては、その高音が聞こえていた。
実家で猫を飼っていた頃、そのキーン音に猫が反応してびっくりしてまわりを見回したことを覚えている。
それが年をとり、聞こえなくなって久しい。
手許にオーディオ発振器があったので、改めてどこまで聞こえるか確認した。
上写真は、NTSC方式の水平発振周波数:15.75kHz。
ついでに確認のため、2015.01/30にランク付けしたヘッドフォンを引き出して聞き比べした。
現在の「耳」の性能をもって、聞こえる/聞こえないで、ヘッドフォンの高域音場特性を判定する・・・ということである。
やはり、「上」クラス品は、高域まで聞こえる。
その結果、「上」クラスの中でも「特上」クラス分けが可能になった。
ほとんどは12〜13kHzから上は聞こえなくなるなかで、15kHz 付近でも判別できるものを「特上」とした。(下写真)
左右の聞こえ方の差異も分かった。左側の方が高音に対する感度をより保持しているようだ。