LPレコードを回転面に装着するときの作法。
1.盤面に直接手が触れないように、ケースから出し、両端を両手で保持する
2.目で、レコード中央の穴からターンテーブル中央スピンドルを見る
3.スピンドル上部から目を逸らさないようにしつつ、レコードを下していく
4.レコード中央穴がスピンドルにすっぽり収まる(レコード穴ぐるぐる探しをしない)
そのためには手暗がりにならないような対策が必要・・・
ということで、E17口金のLED電球を点けた。
ビデオキャプチャUSBドングルのフタ
この類のUSBドングルのフタは、往々にして行方不明になる。
事前の備えとして、フタをボールチェーンで括り付けにした。
高齢者インフルエンザ予防接種
埼玉県が予算措置をしたので、65歳以上は無料で接種できるようになった。
駅前にある内科医院に電話したら、「定期通院者:かかりつけの患者、以外は受け付けていません」
ということだった。
仕方がないので、次に最寄りの耳鼻咽喉科に聞いたら、「はい、翌日できます」
とのことで、
予算措置が無ければ1,500円必要。
有料ならば行かないが、「無料」ということで、指定時刻に赴き、接種。
今季、初めてです・・・ということだった。
左足をとりもどすまで
著:オリバー・サックス
訳:金沢 泰子
晶文社(1994/12)
ISBN:4794925247
オリヴァー・サックス著「道程」で、p267~p275間、著者がノルウェイで崖から落ち、大腿四頭筋断裂事故に遭遇したことが記されている。本書はその出来事の詳細版。
自身医者なのだが、一気に患者の位置となってしまった。自分の左足の存在すら認知できない絶望。
実際、
スキーで両足骨折を経験したノルウェイの医師(p48)
足を骨折したことがあり、それがどんなもんかわかる医師(p223)
の理解と共感
一方、全然話を聞いてくれない外科主任医師との意思の断絶。
立場が変わって体験すると、今迄の見方から変わった体験ができる。
医者どもは海や岩礁や港を描いて、自分は机の前に座って、何の危険もなく船の模型を動かす人のようにわれわれに指図する。彼らを実際の中に投げ込んでごらん。どうしていいかわからなくなるから。-モンテーニュ『エセ―』第三巻13章(p251)
このような体験下、ウィキペディアで見ることができる著者のポートレイトの深いまなざしの理由が理解できる。