・メレルのモアブ2は、「ワイドモデル」
・ニューバランスのMTHIERC5は、D:「やや細」
ロヂャースで試し履きした時に、さほど足先を圧迫される感無く、同時に比べた5千円台の他メーカ品とのフィット感が段違いだったので購入した。
帰宅後、仕様と現物を比較確認して、やや驚いた。
ほぼ同様の横幅であった。
また、早速履いて10km程度歩いてみたが違和感なかった。
ということは、今後トレッキングシューズを選択する時には、現状靴を持参して比較することが必要・・・ということか。
点検したら、本体左右に亀裂が入っていた。
ビブラムソールには何の問題も無かった。
この写真をもって(一応の)墓標とする。未だ問題無く履けるので履きつぶす心算。
-世界を変えた「戦争の発明家たち」の光と闇-
著:シャロン・ワインバーガー
訳:千葉敏生
光文社(2018年9月)
ISBN 978-4-334-96223-4
国防高等研究計画局:DARPAは、ARPAの時期にインターネットの原型であるARPANET及び現在の「GPS」の原型の考え方を開発したことで知られている。
「秘史」とあるように、米国ならではのトンデモない、
・ソ連のICBMを撃ち落とす方策
・ベトナムのゲリラ戦対策のための枯葉剤
・敵レーダー補足から逃れられるステルス機
の舞台裏が描かれる。
ダイナミックな構想は、逆説的だが、
アメリカが戦争に関与しなくてすむ技術、そして仮に関与することになったとしてもすばやく勝利をもぎ取る技術を開発する(p511)
を目的として、
職員全員は3~5年入れ替えられる(p513)
という組織から生まれた。←ということは、日本では無理。
現実・実態に即さないWASPの視点から、STAR WARSは失敗し、ベトナムでは奇形が生まれてしまった。
クルマの自動運転、ガリウム砒素チップ、ビッグデータ分析等は、やっと時代が追いついてきた感があるが、“闇”の要素が多すぎた組織。
メレルのトレッキングシューズ:モアブ 2 M06039Wは、2018年12月に購入した。
翌年の東海道新幹線沿線徒歩旅行に使用して、ほぼ元は取ったと思っている。
最近、周辺地域ぐるぐる歩きで再起用している。
泥だらけの道を歩いたので点検・清掃したら、結構な傷があるのを見つけた。
取り敢えず、ボンド G17で修復を試みた。
―北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展-
著:アミール・D.アクゼル
訳:林 大
早川書房(2010/06)
ISBN:9784152091390
本来ならば、優秀な進化論科学者になっていた人物(ピエール・テイヤール・ド・シャルダン)が、物心付く頃に浸ってしまった信仰の軛に捉われてしまったにも係らず、「北京原人」の発見に携わった結果、“無理ゲー”感溢れる考えを捻出してしまった・・・という物語。
時代背景が、第一次/第二次世界大戦を含んだ頃だったので、その後の人類進化の各種発見と整理が成される前の知見を基にした限界、という点もあったのであろう。
“ピルトダウン人”捏造事件に関わり、スティーヴン・ジェイ・グールドから「詐欺に引っかかった」と指摘されていた件について、筆者は「無実」との見解である。(p259)