エアコン設置工事

独身時代、千葉市高洲の1DK賃貸公団住宅に住んでいたことがある。
そこのエアコン設置工事は、小生でやった。
当時三菱電機のエアコンは、冷媒充填済みインスタントカップリング方式だったので、購入ポン付けができたのである。
ただ、室内機をひとりで持ち上げ、窓上の取付パネルに掛ける作業は手こずった。
20数キロの物体を持ち上げ、取付プレートのツメに正確に納める必要があるが、なかなか難しくうまくいった頃には、へとへとになっていた。
このエアコンは、結婚時に取り外し川崎市まで持っていき、またひとりで工事した。
このとき、締め付けトルク不足でガス漏をさせてしまい、メーカサービスセンターを呼んでガス補給をしてもらった。
埼玉県草加市への引っ越し時も携えた。もう慣れたものだったね。
最終的には、越谷市内の以前住んでいた家まで持っていった。このとき、外しは自分でしたが、取付は業者に頼んだ。取付を人に任せるのは楽だと思った。今の家に引っ越す時にはさすがに置いてきた。
こんなに引っ張り回したのは、単相AC100V動作だったので、電源まわりが簡単だったことによる。
今の家の居間のエアコンは、最初は12年前多慶屋で29万円(工事費込)で購入したが、どこからかガス漏れ発生で3年ほど前に寿命が尽きた。
後継機は、春日部市の新日本機設という専門のエアコン工務店に頼み、ダイキンのマルチエアコンを18万円(工事費込)で設置してもらい、以後好調動作している。
量販店でエアコン購入の場合、結局エアコン取付業者が下請け取付する、ところに他の家電と違う要素がある。
エアコンが本来の機能を発揮するためには、どんな技量の人間が取り付けるか負うところが大きいと思う。