今は、無い雑誌。40年ほど前の当時、技術系少年が読んでいた本。
ラジオの製作:略称「ラ製」電波新聞社刊
初歩のラジオ:略称「初ラ」性分同信仰者間←間違い。誠文堂新光社刊
同社の「子供の科学」は、親が毎月買ってくれていた。
「ラ製」「初ラ」は、本屋店頭で興味ありそうな方を小遣いで買っていた。
どちらの方だったか忘れたが、連載で読者が設計した回路図を技術者が評するコーナーがあった。
おそらく投稿するほうも、いろいろな雑誌掲載の回路のいいとこ取りではあったのだろうが、寸評欄を熱心に眺めた思い出がある。
広告に、1石レフレックス携帯ラジオがあった。
値段は千百円・・・だったと思う。
欲しかった。
現金を封筒に入れ、秋葉原の販売店に送った。
待った。
何にも来なかった。
親に話した。
嗤われた。