TVセットの価格推移

つらつら考えると、1983年(昭和58年)頃、14インチのテレビを4万9千8百円で、元住吉駅東口、マックス家電の特売で買った思い出がある。
日立製作所OEMのコロンビアブランドだった。(なぜか)王選手が表紙に出ていた日立のカタログは、最近まで持っていた。
なかなかデザインが良かったが、5年ほど前不調に陥ったため開けてみたら、部品発熱で基板が焼けていて、処分した。
BS付29型CRTテレビは、1991年(平成3年)頃、実売19万8千円程度だったと覚えている。
それが、今、(約5分の1の)39,800円で買える。
一時期、NTSCを無理矢理19:6で表示するワイドテレビが幅をきかせていたが、あれこそ作る側の論理をユーザに押しつける典型例、と思う。
縦横比が狂った映像は、美的センスからして宜しくないと思う。
また、16:9比率を生かせる、フル規格HD-TV放送中チャンネルは、まだ少ないのだ。
言い換えると、30万円出して最新TVを購入しても、ほとんどNTSC解像度を見るのでは勿体ないのではないか・・・と思うこの頃である。
さて、三菱の新品テレビは、さすがにくっきり綺麗な映像を見せてくれる。
不満は、薄型TV風に上面の平面部の奥行きが薄く、上にモノを置きづらい、ことである。棚でも作るか。