サンヨーのカー(ポータブル)ナビゲーション使用感

電源SWを入れっぱなしにして、クルマのキー連動状態のままにしておいても何ら問題なく使用できるのは、流石専用機の強みと改めて認識。
 
モニタの縦横長比率、14.4:8は、換算して、1.8となる。
これはTV映像のアスペクトレシオが16:9→1.7777・・・より若干横長となっている。
ナビゲーションモードでは気にならないが、TVモード時では、標準4:3→1.3333・・・を強制的に横方向に展開するので、本来よりも1.385倍横長となってしまっている。
この比率はユーザ側の設定で変更できず、非常に見づらい。これでは実用に耐えない。
よくも、三洋電機オートバックスの開発会議で問題視されなかったものだ。
テレビチューナ搭載は付け足し機能、といえばそれまでだが、メーカとしての常識(良識)を疑うところである。
 
それから、まったくうっかりしていた点がひとつ。走行軌跡記録を出力保存する手段がないこと、である。
この点に関して言えば、過去の走行軌跡の保存が実用上無制限に可能なPCカーナビの方が断然優れている。
PCデータだったら、過去のドライブをじっくり反芻することができるメリットがあるのだが、そのようなことを考えるのは小生だけなのか。
折角赤外線リモコン入力ポートを持っているのだったら、出力方向通信機能で外部に軌跡データを吐き出すことも可能であると思う。