パナソニックが、テレビ累計出荷3億台を達成した。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081007/pana1.htm
懐かしいのが写真の
「嵯峨」
と
「クイントリックス・パナカラー」
正しくこれと同じ(と思う)モデルが実家で購入され使用されていたのだ。
前者は白黒テレビで、故緒形拳氏の大河ドラマ「太閤記」はこれで見た。
後者は、UHFチューナが装備されたカラーテレビである。
取り付けに来た有限会社四谷電機のお兄さんが、白黒アンテナを色付アンテナに、更に300Ω平行フィーダから50Ω同軸ケーブルに、有無を言わせず交換していったことを覚えている。
家電品は、ある程度定期的に新機軸を打ち出して、(言い換えると、機能を陳腐化させて)機種更新をさせることが、電気店生き残りのために必要のようだ。
上記ウェブサイトでも、ある程度機能をたどることができる
・家具調白黒
・カラー+UHF
・リモコン(超音波式)
・チャンネルターレット廃止
・音声多重・赤外線リモコン
・サラウンド音声
・衛星放送
その後は、新機能が煮詰まってきたようで、迷走を始める。
即ち、16:9ブラウン管である。
これに、縦横(アスペクト)比4:3をむりやり突っ込んだものだから、左右の隙間を埋めるためにむりやり横方向を拡大した結果、見るに耐えない歪映像が撒き散らされた。
この頃育った子供たちの美意識に影響がないと良いのだが・・・
今、国策で地アナ終息・地デジに向かって進んでいる。
せっかくのデジタルなのに、自分で撮影したHD映像を編集保存する確実な手段について、いつまでたっても最終回答を得られない状況であるのは、残念である。