宇宙への道

人類最初の宇宙飛行士、ユーリ・アレクセーヴィッチ・ガガーリンの手記。
当時の、東西冷戦下における宇宙開発競争は、大陸間弾道ミサイルの所有を相手に知らしめることの裏返しの、一見平和目的レースであった。
内容は、共産党の推進する究極の世界平和を目指す一環として、宇宙飛行を志し、成功する、優等生的内容である。
文中では、実名が語られなかった「設計技師長」は、セルゲイ・パブロビッチ・コロリョフ氏である。これは、今夏放送されたTV番組「宇宙へ」で主人公としても紹介されている。
文中、同じく名前が伏せられていた「第二号」は、ゲルマン・チトフである。
ロシア宇宙開発史は、
http://space.geocities.jp/mizu0208jp/russia.story.top.htm
が、たいへん詳しい。