官邸かわら版

2011.9/14の天声人語では、「官邸かわら版」ブログについて、
 

夏休みの絵日記に例えては小学生に悪いが、初回は「きょうぼくは・・・・・・」の水準だ。
 
とバッサリ、であった。
確かに、初日からそこまで中身を詰め込んで、大丈夫かな?
と思われるほど、てんこ盛りである。
そもそも、公人である内閣総理大臣には、「わたくし」としての情報発信の手段としての「ブログ」はそぐわないのかな、とも思う。
いわゆるホームページとも呼ばれるものの内容と、ブログは違う。
ましてや、「つぶやき」とか、「顔本」も違うのであるから、表現する特性を理解して使うことが肝要だ。
さらに、ブログで大切なことは、持続性であると思う。
見る方にしたら、「どれどれ、今日はどうかな・・・と思ってアクセスしても更新されていなかったらば、なにかガッカリするであろう。
これが毎日更新するのは、それがないようにしたい、という気持ちからなのである。
毎日何かしらをアップするためには、気楽に中身探しをして、欲張らないことだ。
最初から大そうなものを出すと、見劣りすることをおそれるあまり、ついつい億劫になる。
その人だけの「何か」を継続的に見つけことが、肝要である。