著：ジェラルド・ダレル
訳：池澤 夏樹
(集英社文庫) 1983/1/1
ISBN： 9784087601121
2018.01/31の「積み過ぎた箱舟」の著者の少年時代の頃を描いた作品。
動物収集そのためにアフリカに動物を捜しにいったダレルの出発点となったギリシャの島の移住体験を書いた本。
著者独特のユーモアある表現で、陽光に満ちたエーゲ海の島での数年間の暮らしを語る。
面白いできごとがありまくりで、どんどん読める。
正に、三つ子の魂百まで。
翻訳臭がなく、大変自然に面白く読める。
ギリシアに旅したい・・・と思わせる・・・ということで、当のコルフ(ケルキラ)島にイギリスから人が押し寄せた結果、すっかり俗化されてしまったらしい。
