わたしの知的生産の技術

講談社 (1978年)
「知的生産の技術」研究会 (編集)
42年前の6月20日に、阪急百貨店書籍部で購入。
当時の国立民族学博物館館長梅棹忠雄氏の提唱した「京大式カード」は、B6型カードに項目を書き込んで分類・整理し、情報を抽出する方式であった。
本書は、ベストセラー本の方ではなく、柳の下の泥鰌を狙った方の本。
所謂「知的生産の技術」に対する各方面の方々の言葉を集積した本。
紙に書いた内容を、「情報」として生かすことは大変難しい。
当時の先人方の苦労が偲ばれる。
それを思えば、今の時代ネット検索すれば簡単だ・・・
という意見が大半を占めるとは思うが、書籍内にある内容でネットに無いモノの方が多いと思うこの頃である。