著:フィル・ナイト
訳:大田黒 奉之
東洋経済出版(2017年10月)
ISBN:9784492046173
言わずと知れた「ナイキ」の創業者が、当該社上場以前のことを語った本。
1938年生まれ。オレゴン大学卒業。スタンフォード大学大学院でMBA取得。
大学時代は陸上チームに所属。中距離ランナーとして、靴に拘りがあり、その方面での起業を目指す。
日本のオニツカ製品を米国西海岸で輸入販売し拡大させるも、取引銀行から融資停止の宣告を受けた。そこに日商岩井が全額肩代わり支払いすることで、会社は延命。
ランニングシューズを“販売側”でなく、「使用者」側に立って提案し続けたことが成功の一因であることはもちろん、著者が20代の内に世界旅行をして、異なる文化に触れたことも低層を成していたのではないかと思う。
未だに、“不正選挙”と唱える面々は(おそらく)海外旅行:異文化体験をした体験が無い・・・と思う。