一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

-公立高校教師YouTuberが書いた-
著:山崎 圭一
SBクリエイティブ(2018年8月)
本書の特長は、p17とp19に表されている。

・一般的な教科書は、地域や年代が目まぐるしく変わる

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・「ヨーロッパから現代まで」、すべてを数珠つなぎに!

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・・・と言っても、そういう風になっているのは、各文化が分化していた1492年まで。
それ以降は、工夫はあるものの“やはり”各地域に絞った記述になっている。

「教科書」と銘打ち乍ら、物事の起承転結の記述は、実際の授業で喋られているような内容が満載で面白い。

p322の「ロシア」で、
急激な改革による混乱もあり、ロシア経済は停滞し、一時は破綻寸前になりましたが、プーチン政権になると、石油や天然ガスレアメタルなどの資源輸出によって経済は好転し、再び世界への影響力を強めていきます。(太字はママ)
とある。
アメリカ合衆国の大統領の名前は、本書には出てこないのに・・・
アクトン卿の名言:絶対権力は、絶対に腐敗する。 そのものだ。