ITV受像機の修理

うーむ、どんどん思い出すぞ・・・
やはり、西明石の現場にいた頃のことである。
ホーム監視用のITV受像機が映らなくなった、とかで取り外されてきた。
職場の片隅に、出荷待ち、とかで暫く置かれていた。
じゃまになったのと、倉庫に補修用パーツセットがあったので、手待ち時間にあわよくば故障修理もできるか・・・と思いバラした。
家庭用TVセットと違い、チューナ・音声系統は実装されていないので、中身はガラガラ。
ラスタはOKなので高圧系統は問題ないものの、映像が出ない。症状から、入力系統からパーツレベルで良・不良を判別していき、映像増幅Trのオープンを見つけて、同等品をパーツセットから選別し、機能回復。
経費節減に寄与できたと思い清水助役に、「修理しました。」と報告したら、
「市販のパーツセット中の部品の信頼性は、修理専門会社が用いる部品のそれよりも低い。あまり余計なことはするな。」と言われた。
そのときは、「はい、分かりました。」
と言ったが、現在でも解せない一件であった。