ロングフェロー日本滞在記

明治時代の日本東北部を旅行した外国人の旅行記である。
 
ロングフェロー日本滞在記―明治初年、アメリカ青年の見たニッポン
[原書名:TWENTY MONTHS IN JAPAN, 1871-1873〈Longfellow, Charles Appleton〉]
ISBN:9784582832020 (4582832024)
平凡社 (2004-01-23出版)
チャールズ・アップルトン・ロングフェロー:著
山田 久美子:訳
 
日本奥地紀行
ISBN:4582763294(978-4582763294)
平凡社 (2000/02)
イザベラ・バード:著
高梨 健吉:訳
 
それぞれ、
ロングフェロー:男性 1871年(明治4年) 27歳 東北地方を南下。
イザベラ・バード:女性 1878年(明治11年) 47歳 越後・東北地方を北上。
の差はある。
当時の日本人の生活がどのようなものであったか、の一端が分かる。
どちらも、不潔による発生する「ノミ」に悩まされている。その後、どのように清潔の概念が取り込まれていき、蚤が撲滅されたか興味がある。
米国の若者の記すものよりも、英国の女性の内容の方が博物学的に面白いのは、やはり「探検者・英国人気質」によるものか。