2019.10/28にアマゾンで購入した「Quimat 2.4"TFT デジタル オシロスコープ」だが、久しぶりに使用しようと思ったら電源が入らない。
中を開けて電源アダプタ入力ジャック付近をじっくり見た。
写真ではよく分からないが、ジャック電極と本体基板間のハンダ接続が絶たれていた。
最半田でOK。
流石の中華品質。
燃料給油
いつものセルフ店「コーナンフリート・ルート4越谷SS」。
積算走行:23667km、今回走行311.4km
航続可能距離:96km
給油:20.12L
積算アイドリングストップ節約燃料:80244mL
積算アイドリングストップ時間:74:48:47
燃費:15.5km/L(表示:15.0km/L)
今回単価:121円/L・・・前回と同じ
2,435円
火星の人類学者
─脳神経科医と7人の奇妙な患者-
著:オリヴァー・サックス
訳:吉田 利子
ハヤカワ文庫
ISBN-10415050251X
表題の「火星の人類学者」とは、自らを説明する自閉症の動物学者:テンプル・グランディンの言葉。
このエピソードの他、
・脳神経医の著者が会った全色覚異常の画家
・短期記憶が保てない宗教解脱者
・激しいチックを起こしながら巧みに執刀するトゥレット症候群の外科医
・視力を回復しても視野が理解できない視覚失認症の牧師
・幼い頃を過ごしたのイタリアの田舎の風景ばかりを描く人
・一目だけでパノラマ絵が描けるサヴァン
等著者が会った人々が描かれる。
普通にこれらの人々は、通常の生活者からはかけ離され、居場所がなくなるものだが、その特別の面を見出す人に恵まれ、世の中から傑出者として評価されている。
以前の著書「妻を帽子とまちがえた男」では、脳神経科医が見た特別の患者としての立場が多く見られるが、本書は人間の脳働きの普遍性に迫り、普通人の脳の働きの振れの範囲において、自分の考え方・行動の仕方との差異を見直す点で大変優れている。
さらば、神よ
─科学こそが道を作る-
著:リチャード・ドーキンス
訳:大田 直子
早川書房
ISBN:9784152099570
刊行日:2020/07/16
“神”の名において数多くの出来事があった。
その多くは、寛容心無く「敵は異教徒」という名目の下に命を奪う戦争としてなされてきた。
本書前半で、著者は特に聖書を取り上げ、その成り立ちから一貫性の欠如を指摘する。
ユヴァル・ノア・ハラリ著のサピエンス全史で“宗教”について、当時の世界を説明するために「どうしてそうなる」のかを説明するための方便・・・というところがあったと覚えている。
その頃と現在では、「科学」が説明できる範囲が違っている。
のにも関わらず、自らの宗教に囚われていきる人間の何と多いことか。
毎週の「ちこちゃん」の名言も、上滑りしてしまう。
家庭という場所で大人が子供に、ある種の刷り込みをする環境下に於いては仕方がない面もあると思うので、公的な教育の必要性を痛感する。