紅白歌合戦を見なくなってから久しい。
小中学生の頃は、大晦日の年中行事だった。
学生になってから、見る機会は減ったが、一番印象深かったのは、ちあきなおみが「喝采」でレコード大賞を取った、1972年。
これは、たしかクルマの中でラジオで紅白を聞いた、思い出がある。
その後は、紅白で初めて見る歌手・歌(のようなもの)にへきえきしたこともあり、すっかり遠のいた。
テレビが一家に一台から数台になり、TVに対する家族のあり方が変化した結果、視聴率が低下したものと思われる。
そういえば、ちあきなおみ。
最近、彼女の歌唱アーカイブが放送された。ファドを歌った場面は、秀逸だった。
そういえば、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。
マーティ「ああ、テレビなら2台ある。」
ミルトン「すっげー、お金持ちなんだね。」
ステラ「バッカねぇ、ハニー。からかってるのよ。テレビが2台あるうちなんかないわ。」
というやり取りがある。
1985年当時米国の標準家庭では、複数台のテレビジョンセットが普通であることを伺わせる。
2005年暮の我が家のPCには、全て地上アナログ放送受信チューナが装着されている。
