航空機交信のモニタ

その機会が来た。
(結果的に)母親に無理を言って、昭和49年夏、ヨーロッパに1ヶ月間チャーター便を飛ばすツアーに参加した。
ダイヤモンド社の「ダイヤモンド・スチューデント・ツアー」だった。
そのときご一緒した、伊藤さん、お世話になりました。
東大で、某銀行内定(昭和49年です)と伺いましたが、その後お元気でいらっしゃいますでしょうか。
閑話休題
で、期待に胸を脹らませて、羽田からDC-8で飛び立った。
機内イヤフォンチャンネルを選局したが、そのようなものは、無かった。
がっかりした。
その機材だけかと思っていたが、その後経験した飛行機でも、そのような機能は無かった。
リアルタイム交信モニタどころか、機内に持ち込みされたラジオの発着時電源ONも禁止された。
これは、一重に、「寄らしむべし知らしむべからず」の象徴であると、確信する。
これは、オープンにすべきである。
そうすれば、機長と管制官間の交信が(モニタされているという緊張感の基に)当初の小生の思惑とおり聞けるようになる、と思うのだが、如何。